中東情勢の影響で石油関連製品が値上げされるなどして、住宅業界にも影響が出ています。広島市で塗装業者を取材しました。

広島市西区にある3階建てのアパートです。塗装工事では、きれいに仕上げるために下塗り、中塗り、上塗りとペンキを3回にわたって塗り重ねていくといいます。

欠かすことが出来ないシンナー 主な原料はナフサ

塗装工・池上敬二さん
「この辺の材料は確実にシンナーが絶対必要なんですけど」

石油製品のナフサを主な原料とするシンナー。塗料を薄めたり、はけを洗浄したりするのに欠かすことができません。

塗装工・池上敬二さん
「今日この現場に関しては材料は全部揃っているので大丈夫なんですけど、次からGW明けの現場とかがどうなるかという感じ」

シンナーや塗料の値上げ連絡…

広島市の外壁塗装専門店「クリーンペイント」には、シンナーや塗料の値上げの連絡が来たそうです。

クリーンペイント・猪上聖樹専務
「実は丁度昨日メーカーからきました。値段は1・5倍から2倍」

中東情勢が緊迫化して以降、メーカーの一部で出荷量を抑える動きも出ているため、必要な量を確保できなくなるのではと不安を隠せません。

クリーンペイント・猪上聖樹専務
「値段が上がるだけであれば何とか買うことができて作業を進めることができるんですけど、値段もあがってモノもないとなると、作業が全くできない状況になるので」

取材中に入った「出荷一部停止」

取材中に、メーカーから商品の出荷を一部止めるという連絡が入りました。

クリーンペイント・猪上聖樹専務
「今日の受注分よりですからね(きょう発注したのもダメ?)わかんないです聞かないと」

価格高騰や商品不足が長引けば、今後、塗装工事への価格転嫁も検討せざるを得ないといいます。

クリーンペイント・猪上聖樹専務
「現在契約しているお客様に関しては、契約してるので弊社がそこは弊社が利益を減らして作業していくしかないんですけど。これから契約していくお客様に関してはもう価格を上げないと、ご提案するのは厳しいかなと思いますね」