広島県民のおよそ4人に1人が欠かしているという「朝ごはん」。若者の朝食離れを食い止めようと、広島市中心部でオリジナル朝食メニューを無償で提供するイベントが開かれました。
「お待たせしました」。先週末、広島パルコ前で行われたこのイベントは、朝食をとる習慣が少ない若年層に、その大切さを知ってもらおうと企画されました。会場では、ジャムメーカーのアヲハタと安田女子大学の学生たちが考案したオリジナルメニューが、2日間で、およそ800食、無償で振る舞われました。

参加者
「めちゃくちゃおいしい」
「ジャムとクリームチーズがマッチしてておいしいです」
安田女子大学 管理栄養学科3年 戸山里梨さん
「思っていた以上に多くの人に来ていただいて、すごい嬉しいです」
安田女子大学 管理栄養学科3年 佐々木心優さん
「簡単においしく食べていただけるようなおいしい朝ご飯を考えました」
提供されたのは、オレンジママレードのハムチーズトーストなど、見た目は華やかですが時短で作れるこだわりが詰まっています。多くの人が列をなし、満足そうに頬ばっていました。
広島県民4人に1人が陥る“食の負のスパイラル
一方で、切実な声も聴かれました。
参加者
「(普段朝ご飯は?)食べないです。時間無くて、おろそかに…」
「寝ちゃいますね」
「食べないのが当たり前になりすぎて、お腹がすかなくなりました」

参加した母親
「用意しても食べずに学校にいくので、食べてほしいなと思って…」
子ども
「時間がない」
母親
「時間があっても食べない」
子ども
「やることがある。でも、すこし食べようかなと思いました」
母親
「すこし?」
広島県の調査では、朝食を抜くことがある県民はおよそ4人に1人。中でも40代は、およそ5人に1人が「ほとんど食べない」と回答するなど、働き盛りから若者まで幅広い層で深刻な「朝食離れ」が起きています。
朝食抜きは「太りやすい体」と「メンタル不調」の入り口?産業医が教えるリスク
朝食を抜くと体にはどのような影響があるのか。産業医の水津純江さんに聞きました。

中国新聞社 産業医 水津純江さん
「(朝食は)絶対必要だと思います。まず、体を動かすエネルギー不足になったり、あとは、その集中力が低下したりしますね(朝食を抜いて)昼になって急にご飯を食べると低血糖の状態から、急に血糖があがるんですね。そうすると、すごく太りやすい体質になる」
さらに深刻なのが、「心」への影響です。そこには、食事からしか材料を摂ることができない「精神的な安定をもたらす物質=セロトニン」が関係していると言います。
中国新聞社 産業医 水津純江さん
「(セロトニンが不足すると)例えばイライラしたりだとか、すぐ疲れたりとか、だるくなったりだとか…さらに寝れないっていうことになってくると、どんどんそれが悪循環を起こしてしまって、五月病ですとか、もっとひどく言うと、例えばうつ状態に入ってしまうことがあります」
明日からできる!「5分」で心身を整える究極の簡単朝食メニュー

健康な心身を維持するために大切なのは、「タンパク質」、「炭水化物」、「水分」そして「噛むこと」。水津さんに、最も手軽なメニューを教えてもらいました。
中国新聞社 産業医 水津純江さん
「お惣菜パンとバナナ、牛乳とかがいいかもしれないですね。和食だと、卵かけご飯か、納豆ご飯にお味噌汁がベストだと思います。で、しっかり噛んでもらうのがいい」









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