カープの球団アドバイザーを務める黒田博樹氏が、11日の日南キャンプの紅白戦を終え、投手陣の仕上がりと今後の展望について語りました。

――今回のキャンプ、12日に打ち上げというところですが、ここまで2週間あまり見てきて、率直な全体を通しての感想を教えてください。

黒田氏:「ピッチャーは特に仕上がりが早いというか、そういう感じもしますし、本当に状態のいいピッチャーが多いなとは思います」

――今年は10日、11日と紅白戦がありましたが、例年との違いや、より顕著に感じた部分は?

黒田氏:「チームの方針として10日、11日と紅白戦をして、そこに合わせるようにという決め事があった中で、各ピッチャーがしっかりオフの間に準備してここに来たな、という感じを受けますね。」

――この2日間の紅白戦のご感想は?

黒田氏:「全体的には本当にいいボールがいっているピッチャーも多かったですし、まだキャンプも始まって半分ぐらいなので、そういった意味ではまだまだこれから、沖縄に行って状態が上がってくるんじゃないかなと思います。」

――強いて挙げるなら、特に気になった選手はいらっしゃいますか?

黒田氏:「もうみんな気になりますし、監督が言われているように『横一線の競争』というところで。メンバーの人数は決められてくるんで、これからその競争の中で勝ち抜いて、しっかり開幕メンバーに残ってほしいなと思います」

――今日初めて実戦で投げたターノック投手の印象は?

黒田氏:「ボール自体の強さがありますし、あとは外国人特有の動くボールもしっかり日本のボールにある程度対応できている。そういった意味では次の登板も楽しみかなと思います」

――ルーキーの齊藤投手、赤木投手の二人はどう見られていますか?

黒田氏:「今日、初めて打者に対して投げた中で、次の登板に向けて非常に楽しみだなと思います。ボール自体も、沖縄に行って気温が上がってくれば、まだまだ楽しみだなと思います」

――それぞれの長所は?

黒田氏:「二人とも基本的にはやっぱりボールが強いというのが一番だと思いますし、これから先発かリリーフか、その特性をスタッフの中で見つけていって配置が決まっていくとは思いますけど、基本的にはボールが強いというのは印象に残りますね」

――先発転向の栗林投手が今日初めて実戦でした。現在の状態をどう見ますか。

黒田氏:「抑えの経験というか、厳しい場面でずっと投げてきたピッチャーなので、また違った彼の良さも出てくるだろうし、球種もかなり豊富ですし、ある程度長いイニングを投げるコツを掴んでいければ、しっかり結果を出してくれるんじゃないかなと思います」

――栗林投手が今後活躍する上での「鍵になるポイント」はどこにありますか。

黒田氏:「先ほど言ったように調整法というか、マウンドに上がるまでの調整は変わってくるわけなので、今までは全て100で行っていたところを、やはり80、70の中でバッターを抑えていく。そこが抑えと違うところ。これから実戦の中で彼が掴んでいかないといけないところかなと思います」

――明後日からの沖縄キャンプ、投手陣にはどういったところに注力してほしいですか?

黒田氏:「まずはコンディションをしっかり整えて、あとは新戦力のピッチャーも今年から入りましたし、その中でしっかり競争を勝ち抜いて、人数は限られてくるんでね。ここにいるメンバーみんなが開幕を迎えられればいいですが、その中で最後は競争に勝ち抜いて、開幕を迎えてほしいなと思います」