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広島県呉市でこだわって栽培された高級ミカンの出荷が始まりました。
出荷が始まったのは、呉市倉橋島特産の高級ミカン「こだわりいしじ」です。
元々は温州ミカンの一種で、25年前に品種登録しました。厳しい基準をクリアした糖度12度以上のミカンから厳選し、「こだわりいしじ」のブランド名で出荷しています。まろやかな甘さとさわやかな酸味が特徴です。
ことしは、猛暑の影響が心配されましたが適度に雨が降ったため玉太りがいいということです。
ミカン農家 落海政博さん
「猛暑の中でね頑張って(栽培を)やったんですけど、お陰で糖と酸のバランスのいい美味しいミカンができました」
選果場に運ばれたミカンは、大きさや糖度を検査したあと出荷されます。中には糖度17度と、ブドウ並みの甘さがあるミカンもありました。
検査担当者
「17度、合格です」
ことしは、およそ25トンの収穫が見込まれていて、県内のデパートなどで5キロ、8000円前後で販売されます。
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