倉敷美観地区に静かに佇む築150年の古民家「武野屋別邸」で、夏の倉敷アフタヌーンティーを体験しました。「倉敷アフタヌーンティー」は、イギリス発祥のアフタヌーンティーを倉敷の風土や季節感に合わせてアレンジした、年に2回だけの特別な催し。今期の参加店舗は倉敷市内のカフェなど32店舗。夏には桃やぶどう、冬にはいちごなど、倉敷や岡山でその時期に一番おいしい果物をふんだんに使ったメニューが並びます。お店の「こだわり」と「倉敷らしさ」がたくさん詰まった倉敷アフタヌーンティーは毎回大好評です！2025年の夏は7月1日から9月30日まで開催します。

予約制個室で味わう旬のコース仕立てスイーツ

武野屋別邸は、事前予約で利用できる個室が3室。日常の喧騒を忘れ、静かな空間で過ごすプライベートなひとときは、大人にこそふさわしい至福の時間。こちらのお店では一年中アフタヌーンティーが提供されています。今回いただいたのは、「季節の庭園アフタヌーンティー」（税込5,500円）。前菜からデザートまでがコース仕立てで登場し、まるで一編の物語のようにティータイムを演出してくれます。

注目は、料理長こだわりの八寸！はもの湯引きや、タコと吉備高原のジャガイモの焚き物など、旬の素材が色鮮やかに盛り付けられ、見た目から季節を感じられます。ひと口ごとに、思わず笑みが…美しさとやさしい味わいに、心までほどけます。

ここまででアフタヌーンティーというより、むしろランチのような満足感。鮮やかなかつお、縞鯵、サーモンの手まり寿司が並び、上煎茶との絶妙な組み合わせが印象的です。特に驚いたのは、同時に提供された上煎茶の茶葉をそのまま味わえる点。醤油にさっとくぐらせていただく茶葉は、少し苦味があり、爽やかな味でびっくり！

そして、華やかな甘味の登場です。この日はハーブがテーマになっていて、どのスイーツも趣向が凝らされています。段状の皿の中央には、夏らしいバタフライピーのゼリー。シロップをかけて味の変化を堪能できます。ピスタチオのシューやシソのカヌレなど、夏らしい爽やかな一口サイズのスイーツを、香り高い「高梁紅茶」とともにいただきました。静かな個室から望む庭園の緑に癒され、ゆったり流れる時間の中で、美味しいお料理に囲まれて…あぁ、もう幸せすぎ！

店内では、美しい和食器を展示販売しており、お土産選びも楽しい時間です。2階にはギャラリーを制作中とのことで、今後の展開も期待できますね！

毎期人気の「倉敷アフタヌーンティー」にココロ踊る！

期間中に全店舗制覇も夢じゃない！特別メニューがずらりと並ぶ「倉敷アフタヌーンティー」で、岡山の旬のフルーツを味わいながら、自分へのご褒美時間を楽しんでみませんか？ 参加店舗の情報は、▶️ 公式サイト をチェックしてね！

＊2025年7月取材時の価格となっております。最新情報を確認してお出かけください。

瀬戸内Finderフォトライター　瀬戸内Finder 編集部

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