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広島の卸業者が「家庭用備蓄米」近く販売へ コメ価格高騰の歯止めとなるか?

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       「備蓄米」と言えば、一部の大手スーパーなどで販売が行われていますが、これとは別に、広島県内の卸業者も近く家庭用のブレンド米を販売します。備蓄米の販売が始まって半月あまり。コメの価格高騰が一向に収まらない中、今度こそ歯止めとなるのでしょうか?

      この業者が社名を公表しないことを条件に精米作業の一部を公開しました。

      業者が備蓄米を保管している倉庫です。先月、行われた第1回備蓄米の入札のあと、集荷業者のJA全農から買い付けました。

      先週10日からこれまでにおよそ80トンの玄米が入荷したということです。ただし、業者は買い付け量、全体の数字は公表していません。15日は、このうち5トンの玄米が精米工場に運ばれました。

      コメは「張り込み口」と呼ばれる荷受け口から玄米タンクに投入され、ほかの国産米とブレンドされます。精米初日の15日は、5キロ袋で900袋の家庭用ブレンド米を製造しました。

      備蓄米については県内の卸業者のうち「食協」が業務用として販売することを先週、公表しましたが、家庭用米の販売はこの業者が初めてです。

      製品は17日以降、県内のスーパーや量販店に並ぶ予定です。販売価格については店が決めることとして、業者はコメントを控えています。

      柴田和広 記者
      「懸案の備蓄米の表示については、こうした一部大手スーパーなどで販売しているコメと同じ様に『表示しない』としています。社名を明らかにしないことも含め、理由について業者は『消費者からの問合せが殺到するのを避けるため』としています」

      備蓄米の販売が始まって半月あまり。コメの価格高騰は収まる気配はありません。県内初という県内卸し業者による家庭用備蓄米の販売はこうした傾向に歯止めをかけることになるのか?注目です。

      これは全国のスーパーのコメの平均価格です。

      今月第1週の数字は5キロ4214円で14週連続で最高値を更新。備蓄米は先月下旬から販売が始まったので効果がないようにも見えますが、販売店が一部のスーパー・量販店に限られていました。今後、「店が増えれば効果が現れるのでは?」という期待もありますが、どうなるのでしょうか。

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