「幻の焼き物」と言われる広島県福山市の「姫谷焼」を中心とした展覧会が市内で開かれています。
姫谷焼は、福山市加茂町の山間部に設けられた窯で江戸時代前期の20年から30年ほどの短い期間に生産されたとされます。
こちらの姫谷焼は、県の重要文化財に指定されています。生産場所の加茂町に伝わることから、姫谷焼の代表作とも言われています。
福山城博物館 皿海弘樹 学芸員
「白い地のお皿の上に素朴な文様。おめでたい文様であったりとか、あとは加茂の山間部を表すような山間であったりとか」
こちらは鍋島焼です。現在の佐賀県=鍋島藩で始まり、将軍への献上品でした。姫谷焼の窯跡からは鍋島焼の道具などが見つかっていて、影響を受けたことがうかがえます。
福山城博物館 皿海弘樹 学芸員
「姫谷焼の生成において、(鍋島藩から)技術の提供そうしたものがあったのではないか」
このほかの焼き物も展示され、会場を彩っています。会期は6月22日までです。
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