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「7歳・小学1年生」が最も多い 小学生の交通死傷者数 “一人歩き増加” “視野が狭い” 親子で考えたい通学路の危険 事故に遭わないためには

広島県内でも多くの小学校で入学式がありました。これから通学路にはピカピカの新1年生の姿が見られるようになります。元気に登校してもらいたいところですが、交通事故には注意が必要です。

広島県内で去年までの5年間に起きた、小学生の交通事故死傷者数です。「7歳・小学1年生」が最も多く70人、次いで多いのが8歳と、低学年ほど交通事故の死傷者数が多いことがわかります。小学生の中での全年齢をみても、交通事故の死傷者数は「7歳」が最多なんです。

広島県警交通企画課の宮庄律和警視によりますと、小学生になりたての子どもたちが、交通事故に遭いやすい理由として以下の2点があげられるといいます。

▽親から離れ、一人歩きの機会が増える。
▽子どもの視野が狭く、ひとつのことに集中しすぎて周りが見えない。

JAFが制作した子ども目線・大人目線を表した動画映像をみても、子どもの視野はおよそ3分の2しかないため、大人であれば視界にうつる自動車も、子どもの場合は視野に入っていないことがあります。

そこで、広島県警交通企画課の宮庄警視は、事故を防ぐために、次のことに注意してほしいとしています。

▽交通ルールは何度も繰り返し伝える
▽親子で通学路などを一緒に歩いてチェックする

子どもと一緒に通学路を歩くことで、「ここが危ない」と気づくことができます。

そして通学路や生活道路ではドライバー側も、“子どもが飛び出してくる可能性がある”と意識しながら、十分速度を落として安全運転を心がけていくことが大事です。

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