広島県内では各地で20℃を超えて桜が満開の所も多いですが、まだまだ冬のスポーツを楽しめる所があります。安芸太田町のスキー場はきょうも営業を続けています。“最も遅い” 営業日の記録を更新する見込みです。
広島県の最高峰、恐羅漢山のふもとにあるスキー場です。8日も朝から地元・広島をはじめ九州や四国からスキー客が訪れ、春の暖かな日差しのもとで滑りを楽しんでいました。
訪れた客(北九州から)
「めちゃくちゃ最高です。去年は雪が少なかったので長野や北海道に行ってたが、ことしは広島でも降ってくれて幸せ」
訪れた客(広島市から)
「きのう来て、きょうとあした…3日楽しんで…。うれしい。すごくうれしい」
例年であれば、3月下旬には営業を終えますが、8日の時点でもゲレンデにはまだ70~80センチ程度の積雪があります。
RCCウェザーセンター 下江美帆気象予報士
「気持ちよかった。けっこうふかふかだった雪も…」
58年前にリフトが設置されて、スキー場が現在の形になってから、これまでに最も遅い営業日は1979(昭和54)年の4月8日…。これだけの雪が今も残っていることに、スキー場も驚きを隠せません。
恐羅漢スノーパーク 川本泰生代表取締役
「こんなに長くシーズンができるのは記憶にない。今シーズンは正直、雪が降りすぎた時もあったけど、そのおかげで今があるのかな、と。あと少し頑張りたい。」
恐羅漢スノーパークは、今月13日の日曜まで営業を続ける予定で、「最も遅い」営業日の記録を更新することになりそうです。
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