就任したアメリカのトランプ新大統領に対し、広島県の湯崎知事は「核兵器使用の現実について確認してほしい」として、早期に広島を訪問するよう呼びかけました。
広島県 湯崎英彦知事
「核兵器は、ただの脅しでは済まない。ぜひ核兵器使用の現実を広島・長崎に来て確認していただきたいと」
トランプ氏は日本時間の21日未明、アメリカの第47代大統領に就任しました。
トランプ大統領に20日、被爆80年の広島訪問を求める要請書を送った湯崎知事は、「世界のリーダーに限らず一般の人も含め、核兵器がどういうものか想像できていないという人がたくさんいる。広島や長崎を訪問し、原爆を使用するということは現実としてどういうことかを実感してもらうのが重要だ」と述べました。
広島県 湯崎英彦知事
「G7の時もそうだし、オバマ大統領もそうだが、やはり感情的に揺さぶられると。それによって発言が変わってくるということがあるので、核兵器使用の現実を基礎として、安全保障のことについても考えてもらうと」
湯崎知事はこのように説明し、「できるだけ早い時期に来ていただきたい」と話しました。
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