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カブのような形 伝統野菜「笹木三月子大根」の収穫始まる 大学生も収穫体験 広島市

カブのような形をした広島市の伝統野菜「笹木三月子大根」の収穫が、産地の安佐南区で始まり、近くの女子大学の学生も収穫を体験しました。

広島市安佐南区のアストラムライン「長楽寺駅」近くにある「笹木三月子大根」の畑です。中村克己さん、順子さん夫妻は、25年ほど前からこのダイコンを作っています。

温暖化の影響からか、今年は例年より1週間から10日ほど早く収穫が始まりました。

中村順子さん
「寒い時に出来ますので、甘くて緻密で、水分が少なく天ぷらなんかに向いている」

笹木三月子大根は、半世紀ほど前、近くに住んでいた笹木憲治さんが、「聖護院」と「三月子」の2種類のダイコンの自然交配を繰り返して作りました。地区の人たちがその種を守っていて、今も9軒の農家が栽培しています。

10日は、このダイコンのPRにあたっている地元公民館の職員と、近くの安田女子大の学生が見学に訪れました。中村さんの勧めで採れたてのダイコンを生で味わいます。

学生3人は管理栄養学を学んでいて先生の紹介でこのダイコンのことを知ったそうです。

山田莉奈さん
「2月の中旬に、親子でダイコンを使った料理を作ろうと思っているので、そこで多くの人に、美味しいダイコンを知ってもらえたら」

学生たちは収穫も体験して、すっかり笹木三月子大根の魅力に、とりつかれたようでした。収穫したダイコンは、1キロあたり180円で11日開かれる地元の朝市で販売されます。

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