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広島市の道路陥没事故 今月末に有識者の検討委員会開催へ 大学教授など委員8人選定 事故現場はインフラ仮復旧作業完了

広島市西区で起きた大規模な陥没事故で市は11月末に、原因究明のための第1回目の検討委員会を開催する方針です。

陥没事故は9月に西区で発生しました。広島市は当時、地下30メートルで「雨水管」の工事を進めていて、事故との因果関係を認めています。

松井市長は会見で、上・下水道や電気などのライフラインに関しては仮復旧作業が完了したと述べました。

また、原因を究明するための有識者による検討委員会のメンバーが決まりました。メンバーは、広島大学大学院や広島工業大学などの大学教授のほか、国交省や土木研究所などの専門家8人で構成し、今月末には1回目の会議を開催する方針です。

松井一実 広島市長
「(有識者検討委員会は)原則としては公開だが、先生方の事情を聞いて、公開に馴染むかどうか判断していただく」

立ち入りが「危険」などと判断された市営住宅2棟を含む12棟については、居住者に別の市営住宅への住み替えなどをあっせんしているほか、建物の改修などの補償についても、個別に協議を続けているということです。

市営住宅2棟については技術的な観点などから今後、改修か解体かを決定するとしています。

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