今回の『くうかんプロデュース』は築50年の実家をリノベーションし、住み継ぐための空間作りをした家を紹介します。
こちらのお宅、リノベーションしたと聞いたのですが、外観は昔の風情がそのまま・・・です。
どういうことか聞いてみましょう。
高齢のお父さんと一緒に暮らすためにリノベーションを決断した朝枝さんですが、これまでお父さんが時々改修するなど家を大切に扱ってきたため、今回は大胆に変えるところは変え、残すところは残すというメリハリをつけたリノベーションにしたのだそうです。
だから外側は全く手をつけず、中だけ変えました。
しかも・・
なるほど・・すみません・・伊勢志摩が具体的に頭に浮かばないのですが・・とにかく中を見せてもらいましょう。
まずは玄関から・・
日本家屋の立派な雰囲気は残しつつ・・
そう、昔の家は段差が気になるんです。
そこをなだらかにするのはいいですね。
う~ん。伊勢志摩のラグジュアリーなホテルのテイストを感じる、贅沢感のある玄関ですね。
ではLDKへ。
うお~、広いなあ。
しかもリビングに「畳」!
畳大好き人間・長谷川からすると嬉しい作りです。
ゴロンと寝そべりたくなってしまいます。
それにしても和モダンというか、畳は”洋”の雰囲気にも馴染むものなんですね。
そして冬場には嬉しい「ペレットストーブ」があります。
ペレットというのは木くずなどを原料としており、環境にも優しく、灰や煙なども少ないと言われています。
ペレットストーブでほんわか温まった部屋でゆったり過ごす・・想像しただけで幸せ気分になれます。
そして今回リノベーションした機会に、断熱、耐震工事をきっちりされました。
窓も・・
朝枝さんは、今回設計・施工したマエダハウジングの社員なので、やはり見た目だけではなく、見えないところが如何に重要かということをよくご存じなんです。
そしてキッチン。
あれれ、鴨居をうまく使いましたね~。
この鴨居があるおかげで、扉はないのに空間をちゃんと仕切っている感じがします。
そしてこのお家、この鴨居だけでなく、柱も古いのをそのまま、しかも効果的に使っているのです。
さらにダイニング。
ここには、朝枝さんがずっと使っていた北欧のインテリアがそのまま使用されています。
それがまたフィットしているから素敵です。
北欧と日本のインテリアを合わせる「ジャパンディ」が最近流行っているそうで・・。
朝枝さん、インテリアコーディーネーターの資格も持っているということで・・さすがです。
ということは、これも「ジャパンディ」!
洋風の窓に、さらりと日本の麻布が・・
まあ、ステキですね。
寝室も見せてもらいます。
ここも畳です。でも「和」だけでなく、ピンポイントに使われている壁紙もオシャレ。
一か所少し違ったテイストの壁紙を入れると、また雰囲気が変わっていいですね。
朝枝さんから、リノベーションをする時に気を付けることをアドバイスしてもらいました。
「台所を変えたいとか、お風呂を変えたいとかいう方が多いと思いますが、ピンポイントではなく、どんな生活を送りたいかということをよく考えてからリノベーションに臨んだ方がいいと思います」とのこと。
まずは自分のライフスタイルを見つめ直すことからスタートですね。
ところで、今回都合により出演していただけなかった朝枝さんのお父さんからお手紙を頂きました。
「明るくて快適。断熱材が入っているので、暖かい冬が迎えられる」と喜んでいらっしゃるようでした。
お父さんと仲良く、快適に過ごせるステキな空間が出来上がりました。
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