6月に平和大通りの樹木が倒れたことを受け、広島市の松井市長は、今月中に樹木医による一斉点検を開始すると発表しました。
平和大通りでは6月23日、高さ10メートルのアメリカサイカチ1本が倒れました。平和大通りでは去年3月と8月に続き、ここ1年余りで3件目の倒木となります。
松井市長は、今回の倒木の原因として「地面付近の根が腐り、空洞化していたところに大雨が降ったため」と説明しました。
そして秋に予定していた樹木医による点検の時期を前倒しして「今月中に開始する」と発表しました。点検は早ければ来週にも始まるとみられます。
今回、倒れたアメリカサイカチは、去年9月の調査では「健全ではないが直ちに伐採する必要はない」レベルと判断されていました。今回は同じレベルと判断された約1700本の樹木から調査を始め、▽シロアリ被害や▽枯れた枝がないかなどを点検します。特に、地面付近の根の状況について慎重に調べるということです。
広島市 松井一実 市長
「今後、平和大通りは公園化されて多くの人がにぎわう場所になるので、安全安心な環境作りを進めていきたい」
広島市は今後、平和大通りの緑地帯を公園化する方針で、松井市長は「より慎重にチェックしていきたい」と話しました。
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