3月に鳥インフルエンザウイルスが確認された北広島町の養鶏業者が、破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。
破産したのは、北広島町の農事組合法人 石本農場です。
帝国データバンク広島支社によりますと、石本農場は1954年に創業。ブランド卵の生産を中心に養鶏業や鶏卵業などで近年は年間3億円台の売上がありました。
しかし、同業者との競合や個人消費の伸び悩みなどにより、経営環境が悪化。今年3月には、経営する養鶏場で高病原性 鳥インフルエンザの感染が確認され、飼育する、およそ8万羽のニワトリを殺処分しました。
これによって、資金繰りのひっ迫し、事業の継続を断念したということです。
負債総額は3億8600万円ということです。
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