広島市の縮景園で29日、八十八夜を前に早乙女姿の高校生などが茶摘みを行いました。
参加したのは県内の中学・高校にある上田宗箇流茶道部のおよそ60人で、女子生徒は早乙女姿で新芽を摘んでいきました。
ことしの八十八夜は5月1日で、八十八夜の茶摘みは広島藩主だった浅野家の伝統行事でした。
せいろで蒸して台の上で揉んでいくまでの作業を行うこの行事は、コロナ禍で中止や規模縮小が続き、通常開催は5年ぶりだということです。
県立安芸南高校の部員
「みんなで協力してお茶摘みができるのはすごい楽しいこと。たくさんの人が飲みやすいと思えるようなおいしいお茶にしあげたい」
縮景園の清風館では茶会が行われ、お茶が点てられました。訪れた人は振る舞われた新茶の香りや味を楽しんでいました。
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