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ドラ1・常廣羽也斗(広島カープ)マツダスタジアムで打者8人と対戦 安打性1 奪三振5 実戦登板へ順調

広島カープの2軍で調整を続けているドラフト1位ルーキー・常廣羽也斗 投手が、26日、マツダスタジアムのマウンドに登場しました。

26日、2軍戦はマツダスタジアムで行われました。その試合後、シートバッティングに常廣投手が登板しました。プロ入り後、打者と対戦するのは、これで3度目。マツダスタジアムでは初めての登板となります。

まず、1人目。シャイナーにライト前へ打球を運ばれますが、「バッターと勝負する」ことをテーマに掲げた常廣は、続く 中村貴浩 を鋭い変化球で空振り三振に―。

さらに、名原典彦 も一度もバットに当てさせず、2者連続空振り三振。

期待のドラ1ルーキーの登板とあってネット裏では2軍首脳陣に加え、松田元 オーナーや 佐々岡真司 前監督が見守ります。

独特の緊張感が漂う中でもポーカーフェイスの常廣は、さきほど安打性を打たれたシャイナーを空振り三振でリベンジ。

「マツダスタジアムのマウンドは投げやすかった。」と振り返った常廣。すべてセットポジションで、打者8人に36球を投げて最速は151キロをマーク。「変化球の精度はまだまだ」としながらも、すべての球種を使って5つの三振を奪いました。

常廣羽也斗 球数36 打者8 安打性1 奪三振5 与四球1

伊東平 アナウンサー
ようやくマツダスタジアムで投げる常廣投手を見ることができて、ちょっとほっとした気持ちかも…。高信二 2軍監督が、シートバッティングの後、話していたんですが、あしたの体の様子をみて、特に問題がなければ、次は由宇球場で対外試合の登板ということに。

コメンテーター 木村雅俊 さん(中国新聞社 編集委員室 特別委員)
5月下旬ぐらいにたぶん1軍で投げられる状況になれば、戦力がまた上がるし、刺激になるんじゃないですか、チームの。ファンも見る楽しみができるし。すごく楽しみです。

青山高治 キャスター
きょうのシートバッティングはご覧になっていかがでした?

木村雅俊 さん
まっすぐがもっと見たかったんですけど、きょうは変化球を全部投げていた印象があるので。このあいだはフォークがいいって聞いたんですけど…

伊東平 アナウンサー
本人いわく、ストレートはどんどん、これから気温やまわりの環境で上がっていくと。きょうは変化球の精度がちょっと今ひとつだったという話でしたので、また段階を追って常廣投手もいろんなことを試していくのかなと思います。

青山高治 キャスター
それが最速151キロ。

伊東平 アナウンサー
151キロ、まだまだ上がりそうです。わたくし、4月17日の由宇での登板の時に行ってきたんですけど、「1軍で投げられていないあせりがあるんじゃないですか?」と聞きますと、「自分のためにトレーナーの方たちがメニューを考えて、いっしょにやってくれている。だからこそ、自分があせってしまってはしょうがない。コツコツと続けていきたい」という話をしていました。

入団会見のときにお父さんが話していたんですが、「幼少期から慎重な性格」と。コメントからもそういったことが伝わってきました。常廣投手の次の登板が楽しみです。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)

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