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元福山大学サッカー部員に有罪判決 別の元部員には懲役1年を求刑 広島

元福山大学のサッカー部の学生で大麻取締法違反の罪に問われている男の裁判で、広島地裁福山支部は26日、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、男はことし1月、福山市内で同じく大麻取締法違反の罪に問われている元サッカー部の男に大麻およそ0.628グラムを代金7000円の約束で譲渡。また同じ日におよそ1.166グラムの大麻を所持していました。

広島地裁福山支部の 松本英男 裁判官は「興味本位から大麻を使用し始め、今回も初めてではなく大麻への親和性が認められる。求められるまま大麻を譲り渡しており、規範意識にも相当に問題がある」とし、「刑事責任を軽くみることはできない」と指摘しました。

一方で、母親による監督や更生の意欲を示していることなどから、懲役1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

また、26日は、別の元サッカー部員の男に対する裁判も開かれました。検察側は、男が大麻植物片約0.989グラム、大麻リキッド約0.628グラムを所持していたことは、「大麻に対する依存性も認められ、所持した量も決して少ないものではない」と指摘し、懲役1年を求刑しました。

弁護側は、前科もなく反省していることなどから執行猶予付きの判決を求め、結審しました。

判決は5月8日に言い渡される予定です。

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