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上関町で中間貯蔵施設建設に向けたボーリング調査開始 中国電力に抗議の声 広島

山口県上関町で、中国電力が中間貯蔵施設建設に向けてのボーリング調査を4月23日に開始したことについて、建設に反対する市民団体が、24日、抗議文を提出しました。

広島市中区にある中国電力本社前には、「ボーリング調査やめろ!」と書かれた黄色いプレートが掲げられ、中国電力の社員や道行く人にビラが配られました。

中国電力は、23日、山口県上関町で中間貯蔵施設建設に向けたボーリング調査を開始した、と発表しました。

中間貯蔵施設の建設に反対する28の団体が参加する「上関原発止めよう!広島ネットワーク」は、「核燃料サイクル政策が破綻している現状では、中間貯蔵施設は、最終的な貯蔵施設になる可能性が高く、長期にわたる安全な保管は不可能だ」などとして、施設の建設に反対しています。

広島ネットワークは1時間ほどの抗議活動の後、溝田一成 共同代表が、ボーリング調査実施への抗議と建設の白紙撤回を求める文書を、中国電力 地域共創本部の 吉岡康弘 副長に手渡しました。

中国電力は、11か所のボーリング調査を想定していて、現地での作業期間はおよそ半年と見込まれていますが、調査期間全体の終了時期は未定だということです。

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