コロナ禍からの回復などを背景に、今月に入って広島港へのクルーズ船の寄港が相次いでいます。今年度は過去最多の74回の寄港が見込まれています。
広島市佐伯区にある広島港五日市ふ頭に24日朝、イギリス船籍で乗客定員およそ2000人のクルーズ船「クイーン・エリザベス」が寄港しました。クイーン・エリザベスが広島港に寄港するのは、2019年4月以来、5年ぶりです。
広島県によりますと、4月は乗客定員1000人以上の船がクイーン・エリザベスを含め7隻来るなど、クルーズ船の広島港への寄港が相次いでいます。今年度の広島港への寄港回数は現時点で過去最多の74回が見込まれているということです。
クイーン・エリザベスの乗客
「クルーズ船の旅はすばらしいです。原爆投下が持つ歴史的な意義を広島で学びたいと思います」
「わたしは以前来ましたが、妻は初めての日本です。みなさん、フレンドリーで、とても楽しんでいます」
広島県観光連盟 インバウンド事業部 玉垣雅史 プロデューサー
「広島の魅力を海外に向けて発信する中で、クルーズ船の会社も広島に注目しているのでは」
クルーズ船の寄港回数が増加していることについて、県観光連盟は、「コロナ禍からの回復が進んでいることや、去年5月のサミット開催で広島への注目が高まったことが背景にある」とみています。
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