3月、鳥インフルエンザウイルスが確認された北広島町の養鶏業者が破産申請の準備に入ったことがわかりました。
破産申請の準備に入ったのは、北広島町の農事組合法人石本農場です。
東京商工リサーチ広島支社によりますと、石本農場は1969年に設立され、養鶏業や鶏卵業を中心に近年は年間3億円台の売り上げがありましたが、コロナ禍で経営環境が悪化。3月には、経営する養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認され、およそ8万羽のニワトリを殺処分し、資金繰りがひっ迫していたということです。
負債総額は調査中ですが、石本農場は近く広島地裁に自己破産を申し立てる予定だということです。
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