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歩道沿いのプランター相次ぎ被害 4月だけで5件 警察「器物損壊の可能性も」 広島市東区

4月から広島市市内の歩道沿いに並べられたプランターが同じ場所で荒らされる被害が相次いでいます。警察は器物損壊などの疑いで調べています。

坂本可織 記者
「被害のあった広島市東区の歩道に来ています。プランターが並んでいますが、花が植えられた状態でこの法面の2~3メートル先まで落とされた状態で発見されたということです」

被害にあったのは、広島市東区の桜並木の下に並べられているビオラやパンジーなどが植えられたプランターです。歩く人の憩いの場になればと有志で緑化活動を行う市民グループが並べたものです。

被害が始まったのは4月8日。大切に育てていたパンジーのプランターが法面に転倒した状態で見つかりました。プランターの管理をしている 須貝満 さんです。

須貝満 さん
「ショックでした。痛かったです、心が。復旧するのは簡単なんですが、なんかこう花が生き物なので蹴られたような気持ちですかね」

警察に通報しましたが、その後も被害は続いたといいます。須貝さんによりますと、心配してくれた通行人と花を何度も元に戻しましたが、4月10日・12日・14日とそれぞれ10個から20個のプランターが法面の下に落とされた状態で発見されました。さらに、付近に植えたモミノキが引き抜かれたり、オリーブが折られたりした状態で見つかっています。

須貝満 さん
「本当に無慈悲なことをするなと。本当にやめていただきたい」

そして、15日午前5時半ごろ、連日続く花の被害を心配して様子を見に来た須貝さんはまたも、20個近くのプランターが法面下に落下しているのを発見…。4月に入って、これで5回目の被害です。

須貝満 さん
「疲れが5倍きています。まただと。もうあきれて、しょうがない感じですよね」

被害を受けた花の中には枯れてしまっているものもあります。

須貝満 さん
「みなさんが通られれる中で悲しい思いをされて通られるのは一番よくない。本当は『きれいだね』って言って通ってほしいが、こんな状態ではどうにもならない」

警察は周囲のパトロールなどを行い、器物損壊などの疑いで調べています。

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