海上保安官の幹部を養成する広島・呉市の海上保安大学校で10日、入学式がありました。
宣誓
「立派な海上保安官になることをかたく誓います」
桜が舞う中、入学式が行われた海上保安大学校は、設立73年目を迎えました。
高校を卒業した本科学生と、一般大学を卒業した初任科研修生、合わせて100人が出席しました。家族や在校生などおよそ320人が見守る中、1人ひとりの名前が呼ばれ、入学が許可されました。
筒井直樹 学校長は「自覚・覚悟を忘れずに幹部海上保安官につながる礎を築いてほしい」と呼びかけました。
本科学生
「辛いことがこれから多くあると思いますが、私には多くの同期がいますので仲間とともに手を取り合って切磋琢磨したいと考えております」
初任科研修生
「正直、ホッとしている気持ちが大きいです。しかし、これから厳しい訓練が待っているので、ここで気を緩めることなく、これからも日々、まい進していきたいと思います」
学生たちは全員が寮に入り、海上保安官の幹部として必要な知識を学びます。
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