新しいサッカースタジアムの名前は、**「エディオンピースウイング広島」**に決まりました。スタジアムのシンボルでもある巨大な屋根を「希望の翼」に見立てています。
スタジアムの命名権は、広島市が取得者を募り、エディオン1社が応じました。
12日は広島市とエディオンが正式に命名権の契約を結び、新しいスタジアムの名称は「エディオンピースウイング広島」と発表されました。
”翼” をモチーフにしたスタジアムの大屋根に由来し、恒久平和への願いと明るい未来に羽ばたく「希望の翼」という意味を込めたということです。
命名権料は年間1億円で、名称の使用期間は2024年2月1日から10年間です。
広島市 松井一実 市長
「国際平和文化都市・広島に建つスタジアムとして、多くの人に広く親しんでいただき…」
エディオン 久保允誉 社長
「スタジアムを通じてより地域に貢献でき、また、みなさまがよりスタジアムに足を運んでいただいて…」
~街の人は~
10代「”ピース” あるのがいいかなって思います」
30代「広島らしいいい名前だと思います。カープの印象が広島は対外的にみたら強いと思うので、サッカーで広島も盛り上がっていければ、そういうランドマークになればいいかなって」
70代「いいじゃないですか、いい名前。あの場所は県外からの人も来やすいし、いいと思いますよ」
小林康秀 キャスター
「では、建設工事はどれくらい進んでいるかというと、東から見ると、このようになっています。ピースウイングの名前の由来になっている、大屋根の骨組の工事が進んでいます。張弦梁(ちょうげんばり)と呼ばれる難しい作り方、あと残すは南側のスタンドの屋根というところですかね」
12月完成、来年2月の開業を目指す新スタジアムは、急ピッチで工事が進んでいます。
大屋根は、8月下旬には完成するということです。
小林康秀 キャスター
「ちょうどスタジアムのところから橋げたができていますが、ここにペデストリアンデッキができて、原爆ドームなど広島市中心部方向からのアクセスもよくなります」
「スタジアムを西側から見てみると、スタンドの段差がなんとなく分かりますね。今月下旬からはスタンドの座席の取り付けも始まるということです」
フィールドに天然芝を張る作業は、秋ごろになりそうだということです。
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