今月は、「自転車マナーアップ強化月間」です。高校生が、自転車のヘルメット着用などを呼びかけました。
広島・府中町にある安芸府中高校の正門前に生徒会執行部の生徒が集まり、自転車で登校する生徒にチラシや反射材を配って、ヘルメット着用など自転車の安全な利用を呼びかけました。
警察によりますと、ことし、県内で発生した自転車がからむ事故は、3月末までに215件で去年よりも増えています。
生徒会長(3年生) 久保田鈴椛 さん
「自転車はまわりにいる人だけではなくて、事故をすれば自分も危ないので、自分の命を守るためにもヘルメットの着用は進めていきたい」
広島東警察署 河野浩樹 交通課長
「自転車ヘルメットの着用普及にはまだ課題はあるが、交通事故から運転手の命を守るため理解を求め、県民のみなさまにできるだけ着用してもらい、救える命を救いたい」
去年、広島県内で自転車がからむ事故による死傷者のうち、ヘルメットの着用率は7.7%だったということです。
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