「地球から消えて」暴言 小学校教諭 認める 児童の保護者は… 広島・福山市

広島・福山市の小学校で担任の教諭が、6年生の児童1人に対して不適切な発言などがあった問題で、学校や市教委が、保護者説明会を開き、謝罪しました。当初、内容に食い違いがあると説明していた教諭は、暴言などを認めたということです。

福山市教育委員会によりますと、市内の小学校でことし4月以降、担任を務める女性教諭から6年生の男子児童1人が「地球から消えてください」などと不適切な発言を受けたほか、胸ぐらをつかまれたとして、先月、児童の保護者が市教委に相談。

学校側が6年生全員に今月、実施した緊急アンケートでは、「男子児童をドアに押しつける音がした」「ブラックホールに消えて」といった女性教諭の暴言などの証言が複数寄せられていました。

市教委などの聞き取りに対して女性教諭は、当初、厳しく指導したことや「わたしの前から消えてください」と発言したことは認める一方、そのほかには食い違いがあると説明していました。

しかし、16日夜に急きょ、保護者説明会が開かれ、学校側は、女性教諭が、男子児童に対する暴言や胸ぐらをつかんだことを認めたと説明し、謝罪。

説明会は、2時間半以上に及び、出席した保護者からは学校側の対応が不十分だったという指摘や、なぜ気付くことができなかったのかといった質問が相次いだということです。

男子児童は、現在も登校できない状態です。市教委は、重大事案と認定し、引き続き調査する方針で、今後、女性教諭の任命権者である県教育委員会に報告するとしています。

― なぜ、女性教諭は認めたのでしょうか。市教委によりますと、食い違いがあると説明したことについて、聞き取りの中で女性教諭は、「自分を正当化しようと思っていた。自分のことしか考えていなかった」などと話したということです。突然、認めたというよりは、聞き取りの中で徐々に認めたということです。

― 認めた内容は、男子児童からの申告やアンケートに記載があった内容です。「地球から消えてください」「ブラックホールに消えて」「あなたは、わたしのストレス発散にぴったりです」などの暴言のほか、胸ぐらをつかみ、ドアに押しつけたことです。

― 市教委が、ほかの教職員へ実施した聞き取りでは、一部のほかの教諭からも厳しい指導の様子は確認していたということです。女性教諭は現在、休職中です。

― 今回、教諭が認めたことを受けて、RCCは、男子児童の保護者にあらためてうがいました。保護者は、「女性教諭が当初、『暴言はほかの児童が言っていたので注意した』『冗談として受け止めてくれたと思っていた』と説明した点はいまだに納得できない。今後、息子が安心して登校できるよう学校側には真摯な対応や対策を望みます」ということでした。

― 学校側に対しても、まずはこの児童の心のケアとか、学校に行けるような環境づくりを最優先にしてほしいところですが、男子児童は、つらく、くやしい思いをしていて、学校に行きたいけど、先生が怖いと話しているそうです。

― 市教委は、男子児童へのケアはもちろん、保護者説明会でもいろいろな声が寄せられたということで、ほかの児童も含めた調査を続けるということです。

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