“世紀の変革” ライバル車で検証実験 部品メーカーなどがEV車研究プロジェクト

自動車産業は、カーボンニュートラルや電動化の波などを受け、「100年に一度の変革期を迎える」といわれています。マツダのおひざ元・広島でも自動車部品会社の変革が求められる中、ライバル車を使っての検証実験が始まりました。

「フロントガラスの下の部分がどんどん赤くなっていますね」

実験に使われているのは、ニッサンの最新EV車「アリア」です。暖房をかけたときの熱の流れと消費電力の関係を調べました。

技術アドバイザー 杉原 毅 さん
「ガソリン車と違って、暖房や冷房のエネルギーが全部、バッテリーの電力なので電力は走行距離にストレートに影響する」

自動車産業は、カーボンニュートラルや加速するEV化などで「100年に1度の変革期」を迎えます。

マツダは、2030年に全ての生産車を電動化する方針を打ち出しています。

EV研究プロジェクトは、産学官が連携した、広島では初めての取り組みで、▽広島独自の新しい技術を開発し、▽EV開発の人材を育成しようと、今月から活動を始めました。広島県の外郭団体・ひろしま産業振興機構が主催しています。

参加者
「(他メーカーの車は)自分たちがやっていないこともやっているので参考になる部分がある」

この日は、参画する自動車部品メーカー16社のうち8社およそ40人が参加しました。

ダイキョーニシカワ 大沢 一平 主幹技師
「できればサプライヤー(部品メーカー)で連携して技術を高め合う方がいい。こういう場があれば、ありがたい」

ひろしま産業振興機構
カーテクノロジー革新センター 長光 寛晋 センター長
「100年に一度の変革期をピンチではなく、チャンスに変えて、広島で新しい車を作る、新しい技術を作ることに期待したい」

プロジェクトは、2025年度には独自に開発した技術を自動車メーカーに提案したいとしています。

― 広島県内の製造業出荷額11兆円のうち3分の1が自動車関連です。県の産業基盤になっています。その自動車産業がどう変わっていくかは、県の将来を大きく左右することなります。

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