広島・原爆の日 8・6式典に招待されず ロシア駐日大使 原爆慰霊碑に献花

平和公園に入ってきた1台の黒塗りの車…。降りた男性は慰霊碑の方向に一礼しました。

小林康秀キャスター
「今、ロシアのガルージン駐日大使が、平和公園に到着しました」

ロシアの駐日大使ミハイル・ガルージン氏です。大使館員などのほかに民間の警備会社が護衛についています。しかし、広島市長の表敬訪問なども予定されておらず、通常、各国の大使が平和公園を訪問する際に同行する広島市の職員の姿はありません。

慰霊碑の前まで進んだガルージン大使は、献花をして頭を下げました。

ロシア ガルージン駐日大使
「1945年8月6日、アメリカが行った原爆、戦争犯罪の犠牲者の方々が言葉で言い尽くせない程の痛み・悩み・苦しみを感じられたことを記念碑に献花します際にあらためて痛感した」

犠牲者へ祈りをささげるとともに、ロシアの核兵器の削減や廃絶のための積極的な努力を説明するために広島にやってきたというガルージン大使。

侵攻を続けているウクライナでの核兵器使用については…。

ロシア ガルージン駐日大使
「ロシア側が一度もいかなるレベルで核兵器の使用があり得るということを間接的にも直接的にも言っておりません」

広島市は、政府と協議した結果だとして、プーチン大統領と駐日大使に毎年、送っていた平和記念式典への招待状をことしは送っていません。このことについては…。

ロシア ガルージン駐日大使
「ロシアが核軍縮の核兵器の廃絶に向けたプロセスのリーダーであるということを全く無視した決定であって、アメリカによる原爆で全壊された都市の当局者のあのような決定は極めて遺憾なものである」

広島市でシンポジウムに参加した後、記者会見を開いたガルージン大使は、記者にウクライナへの侵攻について問われると…。

「戦争をわれわれが勃発させたわけではなく、ウクライナが行っているジェノサイド(大量虐殺)に終止符を打つためだ」と持論を展開…。

ロシア ガルージン駐日大使
「ウクライナの町が破壊され、ウクライナの人たちが命を失っている責任を負うのは、戦争に自分の国民・国を陥れたゼレンスキー政権が負うべき」

こう主張し、広島を後にしました。

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