radiko:田口麻衣noみみコミ | RCCラジオ | 2022/03/20/日 17:00-17:15
出演者:劇団四季俳優 アリエル役のひとり 守山ちひろ (もりやま・ちひろ)さん
地元・広島が大好きなので、休みが合えば帰ってきています。海を眺めるのが好きなので、コーヒーを買って宇品港に行って海を眺めたりしています。
中学1年生の時に当時の郵便貯金ホール(現:上野学園ホール)で劇団四季のミュージカル「キャッツ」を見たことがきっかけで、そこから「ミュージカルをやりたい!」「劇団四季に入りたい!」と思いました。
それまではまったく習ったことがなくて…。両親の影響でオーケストラを聴きに行ったり、子ども向けのミュージカルを観に行ったりなど、そういう機会はあったんですが、(演技や歌を)したことは全くなかったです。そこからレッスンを始めて、部活では高校2年生までバトントワーリング部に所属していたんですけれども、「このままでは劇団四季に入るための基礎ができていない」と思って、部活をやめてバレエ・ジャズをはじめました。
本当に周りの方にもいろいろ助けていただいて、タイミングや運もあるので、私は運がよかったのかな、と。毎日ありがたいなと感謝の気持ちを持って舞台に立っております。
競争社会なので、「〇〇役をやりたい!」と思ったら、劇団内のオーディションでその役をつかまなくてはなりません。周りの人以上に努力しなくてはならないし、しんどいと言う暇もないくらい夜遅くまで残って練習していました。周囲の人たちに触発されて「ああいう先輩になりたい!」という目標もできましたね。
すごくプレッシャーと言いますか、自分で受けた劇団内のオーディションでしたけれども、「わ、どうしよう!」と合格の連絡をもらった時は思いました。選んでいただいたからには、責任を持って、がむしゃらに努力をしないといけないなと思いましたね。まだ(広島の舞台に立てると)決まっているわけではないので、厳しい世界ですが、広島公演に出演できるように頑張りたいと思います。
彼女はすごく好奇心旺盛。「陸」という世界に強いあこがれを持っていて、どんな障害があっても絶対その世界を諦めない芯の強い魅力的な女性です。アリエル役を通して自分も勉強になることがたくさんあって、まだまだ彼女の魅力を増やせるように努力したいなと。
フライングは本当に大変です…。自分がお客様として観た時は、すごく楽そうで、気持ちよさそうに見えたんですけれど、実際に自分がやるとなると、すごく努力をしなくてはならなくて。お客様に「つらいと思っているんだろうな」と思われないようにしています。
体幹はかなり鍛えています。ワイヤーに吊られた状態で前傾姿勢にならなくてはいけないので、体幹がないと一回転してしまいます。なので、一回転しないように、かつ歌う・セリフを話すというのも同時にできるように、柔らかい筋肉とフライングのための筋肉をつける練習、筋トレをしました。フライング装置を使わない時のお稽古は、バレエのバーレッスンのバーに骨盤あたりをのせて、そこだけで体を支え、前傾姿勢になって「パート・オブ・ユア・ワールド」を歌う練習をしています。
アリエルはすごく前向きに生きているキャラクターで、私も彼女と一緒に過ごすことでたくさんのパワーをもらっています。そんな彼女の姿をぜひみなさんにご覧いただけたらなと思います。ぜひ劇場でお会いしたいです。
日時:2022 年 7 月 11 日(月)~10 月 10 日(月・祝)
会場:上野学園ホール
チケット:4月24日から一般販売
※料金は日程や開演時間によって異なりますので、劇団四季ホームページでご確認ください。
お問合せ:劇団四季 ナビダイヤル 0570-008-110まで。
※IRAW掲載にあたり、放送から編集を加えている部分があります。
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