台風13号は、2日午前9時現在、「非常に強い」勢力で、南鳥島近海を時速25kmの速さで西北西へ進んでいます。最大瞬間風速は65m/sとなっています。

予想の一つとして、気象庁のスーパーコンピュータによる今後の雨・風のシミュレーション画像を見ると、8月7日頃には沖縄に直撃、その後、進路を北に変えて九州を通るルートとなっています。前日までのシミュレーションとくらべると、九州に影響するコースに変わってきています。

まだブレ幅はありますが、現段階の予想では、28日に熊本県で最大震度7を観測した地震の被災地周辺に、接近するおそれがあります。今後の動向にご注意ください。

台風は地震と違い、事前にニュースや天気予報で知ることができます。被害を最小限に食い止めるためにも、早め早めの行動を心がけるようにしてください。

【画像で確認】台風13号 来週日本直撃か 熊本地震被災地への影響は 予想進路と8月12日までの雨・風シミュレーション

気象庁の発表する今後の進路は?

2日午前9時の実況
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    南鳥島近海
進行方向、速さ    西北西 25 km/h (13 kt)
中心気圧    940 hPa
中心付近の最大風速    45 m/s (90 kt)
最大瞬間風速    65 m/s (130 kt)
25m/s以上の暴風域    全域 185 km (100 NM)
15m/s以上の強風域    北東側 500 km (270 NM)
南西側 330 km (180 NM)

2日午後9時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    南鳥島近海
進行方向、速さ    西北西 25 km/h (13 kt)
中心気圧    940 hPa
中心付近の最大風速    45 m/s (90 kt)
最大瞬間風速    65 m/s (130 kt)
予報円の半径    45 km (25 NM)
暴風警戒域    全域 230 km (125 NM)

3日午前9時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    南鳥島近海
進行方向、速さ    西北西 20 km/h (12 kt)
中心気圧    940 hPa
中心付近の最大風速    45 m/s (90 kt)
最大瞬間風速    65 m/s (130 kt)
予報円の半径    65 km (35 NM)
暴風警戒域    全域 250 km (135 NM)

【画像で確認】台風13号 来週日本直撃か 熊本地震被災地への影響は 予想進路と8月12日までの雨・風シミュレーション

4日以降の進路は

4日午前9時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    小笠原近海
進行方向、速さ    西 20 km/h (12 kt)
中心気圧    945 hPa
中心付近の最大風速    45 m/s (85 kt)
最大瞬間風速    60 m/s (120 kt)
予報円の半径    100 km (55 NM)
暴風警戒域    全域 310 km (165 NM)

5日午前9時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    日本の南
進行方向、速さ    西 20 km/h (12 kt)
中心気圧    945 hPa
中心付近の最大風速    45 m/s (85 kt)
最大瞬間風速    60 m/s (120 kt)
予報円の半径    150 km (80 NM)
暴風警戒域    全域 350 km (190 NM)

6日午前9時の予報
種別    台風
強さ    強い
存在地域    日本の南
進行方向、速さ    西 20 km/h (11 kt)
中心気圧    950 hPa
中心付近の最大風速    40 m/s (80 kt)
最大瞬間風速    60 m/s (115 kt)
予報円の半径    185 km (100 NM)
暴風警戒域    全域 410 km (220 NM)

7日午前9時の予報
種別    台風
強さ    強い
存在地域    沖縄の南
進行方向、速さ    西 15 km/h (8 kt)
中心気圧    950 hPa
中心付近の最大風速    40 m/s (75 kt)
最大瞬間風速    55 m/s (105 kt)
予報円の半径    220 km (120 NM)
暴風警戒域    全域 440 km (240 NM)

【画像で確認】台風13号 来週日本直撃か 熊本地震被災地への影響は 予想進路と8月12日までの雨・風シミュレーション

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

31日時点で、ことし発生した台風の数は「13個」で平年よりも多くなっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。