東広島市の金型メーカー「菅原工業」が、広島地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間調査会社の調べでわかりました。負債総額は、約2億7000万円にのぼります。
帝国データバンク広島支店によりますと、破産手続きの開始決定を受けたのは、東広島市に本社を置く自動車部品向けの金型メーカー「菅原工業」です。
6月22日に広島地裁へ自己破産を申請し、24日に破産手続きの開始決定を受けました。
菅原工業は、2003年に創業し、大手自動車向けサプライヤーを得意先としていました。
2018年には約2億3800万の売り上げを計上も
同社はブラケットやドアヒンジ、サイドパネルなど、自動車部品の製造に使うプレス金型の設計や加工から修理までを一括して対応。2018年には、約2億3800万円の売り上げを計上していました。
しかし、自動車メーカーの生産や開発動向の影響を受けて受注環境が安定せず、2025年3月期の売り上げは、約1億6000万円まで落ち込みました。採算性も低迷し、債務超過の状態が続いていました。
さらに、設備の増強や第二工場の開設に伴う多額の借入金が重荷となって資金繰りは改善せず、今年4月10日に事業を停止しました。
負債総額は、債権者およそ56人に対し、約2億7331万円にのぼるということです。
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