広島市の高校生が被爆者の証言を聞いて描いた「原爆の絵」の完成披露会が開かれました。

被爆証言を基にした「原爆の絵」の制作は、原爆資料館が2007年から毎年、広島市の基町高校に協力を依頼しているものです。

8日、創造表現コースの生徒14人が、被爆者7人とともに去年秋から取り組んだ作品が披露されました。

爆心地から約1.7kmの自宅で被爆した、内藤愼吾さんの証言を基にした作品では、倒壊した家から、瀕死の弟と妹を救い出した母の姿を、2年生の三宅遥さんが描きました。

三宅遥さん
「何ひとつ見たことのないもので、正確にというか、内藤さんが納得する絵を描くっていうのが、難しかったです」
内藤愼吾さん
「当時の状況を思い浮かべるというか想像してもらいたい。こういう状況が二度と起こっちゃいけんと」

完成した絵は8月6日から国際会議場の地下2階で展示され、その後、原爆資料館に保管されます。