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アメリカのイラン核施設攻撃でヒロシマでも懸念の声 松井市長「外交政策で解決に舵を」 県被団協・箕牧理事長「衝突拡大を懸念」 佐久間理事長「被爆者は黙っていられない」

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アメリカが22日にイランの核施設を攻撃し、中東情勢の緊張が高まっています。被爆地・ヒロシマでも懸念の声が上がっています。

アメリカ軍は22日、イラン国内にある3か所の核施設を空爆しました。トランプ大統領は、イランに対して核放棄に応じるよう改めて求めました。

これに対して、イランは報復攻撃を示唆していて、中東情勢が緊迫しています。

広島市の松井市長は「武力行使は問題を複雑化する。外交政策で解決するよう舵を切るべき」だと指摘します。

広島市 松井一実 市長
「外交努力によって平和的対話を重視しながら行う、それに真逆の行為で非常に残念。理性の回復、暴力的行為をしないで、言語を持っているのだから意思の伝達の対話、外交努力をやって欲しい」

県被団協の箕牧智之 理事長は、アメリカも巻き込んで中東での衝突が拡大する可能性を懸念します。

県被団協 箕牧智之 理事長
「イランもやられたらやり返す、やり返したらやるでは戦争になる。理由は何であれ戦争はやめなければならない」

イランの国会は、原油輸送の要衝、ホルムズ海峡の封鎖を承認したと報じられています。封鎖されれば原油価格はさらに高騰し、日本をはじめ世界に大きな影響を与えるのは必至です。

東京からの観光客
「イランだけで終わらない、すごく怖い」
広島市民
「『アメリカは核兵器を持っていて他の国は持ってはいけない』それで攻撃するのは理不尽でおかしい」
米・ニューハンプシャーから
「攻撃は違法で間違っています。双方が互いに攻撃を仕掛け続けている。(トランプ大統領には)交渉を期待しますが、解決策があるとは思えません」
米・ミシガンから
「広島で何が起きたのかを知れば、世界中の皆が協力しなければならないことが分かるはずです」

県原水協と県被団協は、原爆ドーム前で緊急の抗議活動を行いました。

県被団協 佐久間邦彦 理事長
「被爆者としてはこれ以上黙っていられない。(アメリカの)攻撃は大きな間違い」

緊急アピールでは「核施設への攻撃は国際法と国連憲章に反するもので、攻撃の即時中止と平和的解決を強く望む」と抗議しました。

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