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広島市の放射線影響研究所(放影研)は17日、設立50周年を祝う記念式典を開きました。
放影研は1975年、前身のABCC(原爆傷害調査委員会)を引継ぎ、日米共同の研究機関として設立されました。
設立50周年を記念した式典には約350人が出席。神谷研二理事長は「調査研究は、被爆者の健康管理や医療福祉に活用され、国際機関からも高く評価された」とあいさつしました。
放影研 神谷研二理事長
「(放影研は)大変恵まれた環境の中で50周年を迎えることができ、未来に向けた新しい第一歩を踏み出すことができる」
記念講演には県被団協の箕牧智之理事長も登壇し、核廃絶に向けた自身の活動などを語りました。
放影研は、2027年に南区比治山にある現在の研究所から広島大学霞キャンパスへ移転することが決まっています。
また今後、広島と長崎およそ500組の家族の遺伝情報=ゲノムを解析して、親の被爆が子どもの健康にどう影響するか調査する方針です。
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