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新しい広島駅ビルに乗り入れる広島電鉄の新ルート、「駅前大橋線」についてです。駅ビル2階に乗り入れる高架部分の試運転がこの週末から行われています。
試運転は6日の深夜から始まりました。「駅前大橋線」の高架部分は、駅前通りから猿候川を越えて広島駅の駅ビル2階部分に乗り入れるまでの、およそ260メートルの区間です。
午前零時を回ったころ、試運転の電車は高架部分に進みました。高架部分には、下を通る大州通りの高さを確保するために、まくら木を使わずレールを樹脂で固定して橋桁の厚みを抑えるなど、様々な技術が用いられています。電車は多くの作業員に見守られながら、駅ビル2階のホームにゆっくりと入っていきました。
小林康秀キャスター「試運転と書かれた路面電車、新しい広島駅、アトリウム空間に到着しました」
大阪からのお客さん「JRの駅から歩いてすぐ、車椅子の客でもそんなに苦無く乗れるっていうのは、凄い今後の広電を変えるきっかけになるだろうなというふうに感じています」
広島のお客さん「(改めて2階に路面電車が出てくる光景なかなかなかったと思いますが)考えられないくらいすばらしいことですね。これでますます発展していけばいいのではないかと思いますね」
広島電鉄駅前プロジェクト推進部八木秀彰課長「感無量です。ほっとしたというか安心したというか。これで無事、8月3日を迎える第一歩になった」
そしてきょうも試運転が行われていて、超低床車両のグリーンムーバーなどが、駅前の大洲通りにかかる新しい高架に姿を見せました。試運転は引き続き行われ、その後250人の運転手がスキルを学ぶ習熟運転が行われる予定です。駅前大橋線は、8月3日に開通します。
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