新人のバス運転手を描く映画の試写会に、広島の現役のバス運転手が招かれました。映画を見た運転手たちに本音や「あるある」を聞きました。
広島市の劇場で24日から上映される映画「つぎとまります」は、子どものころからの夢だったバス運転手の道を歩み始めた女性が、トラブルに巻き込まれながら成長していくストーリーです。
主人公の運転手は、映画「惑星ラブソング」でヒロインをつとめる女優の秋田汐梨さんが演じ、京都のバス会社の協力のもと、リアリティが追求された作品となっています。
映画上映を前に、広島市でバスの運転手などに向けた試写会がおこなわれました。普段実際にハンドルを握っている運転手は、共感できる場面が多く、再現性の高さに感心していました。
バス運転手歴2年 広島交通 森田真さん
「相手方の乗用車に下がってもらったり、協力してもらったりしてお互いスムーズに離合しあうシーンに共感しました」
この映画のプロデューサーは、バス運転手という仕事の大切さをこの映画で訴えたいと語ります。
清水正子プロデューサー
「動脈が鉄道であったら毛細血管がバス。バスがなければ街は機能しない。現在の運転手さんには、運転手としての誇りを持って貰いたいし、若い人たちも運転手を憧れの職業としてみてもらえるようになれば」
映画でも描かれる仕事内容。現役の運転手はどう思っているのでしょうか。
バス運転手歴10年 広島電鉄 福地聡さん
「皆さんマイナスイメージが多いと思うんですけど、それ以上にバスの運転手のやりがい、特にお客様からの『ありがとう』という一言をもらえるだけで、すごく気持ちよくなりますので、ぜひこの気持ちよい思いを皆さんに知っていただければ」
映画「つぎとまります」は5月24日から30日まで、広島市西区の横川シネマで上映されます。
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