5月5日「こどもの日」特別企画。チームの連敗を7で止める“奪三振ゼロ”での完封勝利を挙げるなどカープの左のエースとして活躍する床田寛樹投手に、子どもの頃の思い出と、夢を追う子どもたちへメッセージをもらいました。
Q床田投手は少年時代どんな子どもでしたか?
「落ち着きのない子でしたね。(遊びに)出て行ったら一生家に帰ってこないような感じでした」
Q野球を始めたきっかけは?
「小学校1年の時なんですけど、2歳上の兄が野球をやっていて、親は兄の野球を見に付き添いに行く時に僕が暇で…。家が近い幼なじみと一緒に遊ぶと夜になっても帰ってこない。その友だちの家で夜ご飯を食べることがよくあったらしいです」
「その当時、ゲームボーイが欲しくて『親に欲しい』と言ったら『じゃあ野球をやって』と言われて『わかった!』というのがきっかけです」
Qゲーム機がやりたくて野球を始めた?
「はい。最初は練習もやらずに・・・」
**「**みんなが『いくぞ~』となったときに、僕だけ“虫かご”と“網”を持ってセミを捕っていたらしいです(笑)」
セミを追っていた少年も、夢を叶えてカープを支える左のエースとして活躍し1億円プレーヤーに。野球ゲームの中に登場する側にもなり、子どもたちの憧れの存在となりました。そんな床田投手に、プロ野球に限らず夢を追いかける子ども達にメッセージをもらいました。
「“楽しむこと”が1番大事なんじゃないかな。“遊び心”というか。きちっとやっていたら僕はしんどい…おもしろくない…となるタイプだったので。1つの練習でも楽しんでやることで1番伸びるし、続くことにつながると思うので、遊び心を持ってやって欲しいなと思います!」
【取材後記 ~担当:RCCアナウンサー 石田充~】
夢を追いかけながらも、楽しむことや遊び心が大切と話す床田投手。「いま野球は楽しいですか?」と聞くと「楽しめたのはアマチュアの時までですね。プロの世界ではなかなか…。ただバッティングのときは楽しいですね。魚雷バットも届くのを待ってます」と打率3割7分5厘の男は話します。新井監督も先日のDeNA戦での猛打賞を見て、改めて“9番目の野手”として打撃に期待を寄せていました。もしかすると少年時代に俊敏に動くセミを網を振りながら捕まえていた反射神経が、いまの打撃センスにつながっている・・・かもしれませんね。床田投手といえば去年5月は4戦4勝で月間MVPを獲得。今季も“鯉の季節”にチームを支えるピッチングを期待しています!
(2025年5月5日放送/RCCテレビ「イマナマ・カーチカチTV」より)
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