ゴールデンウィークに入り、広島県内の行楽地もにぎわっています。JR広島駅につながる駅前通りでは、イベントが開かれ、家族連れなどが大勢訪れました。

8月3日の開業に向け整備が進む広島電鉄の「駅前大橋ルート」には、JR西日本とのコラボ電車が乗り入れていました。車内では、制服を着て乗務員になりきる体験などの催しが行われていました。

男の子
「運転手さんになった気分」

女の子
「電車に乗ってすごくうれしい」

このイベントは広島市とJR西日本、そして広島電鉄が共同で開催しました。

隣にとまっていたのは飲食ができる「トランルージュ」です。料理は本格イタリアンのパスタで、満席になっていました。

神奈川から帰省した家族
「（電車で）初めてですね、こんな体験。動いていないんで、ハハハハ」
「新鮮でおいしい」

「駅前大橋ルート」を走っていたのは線路点検用のカートです。屋根がないので青空を眺め、心地いい風を受けます。電車の試運転もまだ行われていない中、事前予約した家族連れなどが新しい路線を楽しんでいました。

グッズ販売などのエリアには長い行列ができていました。

広島市交通施設整備部　佐々木茂治 課長
「先月は駅ビルが新しくオープンし、そのにぎわいをつなげて街づくりにつなげていきたいと思っている」