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万博を機に世界へ 広島の高校生2人が作った動画が最優秀賞 「鞆の浦の魅力を知って」 JALの機内で放映へ

広島の魅力を世界に発信します。万博をきっかけに企画された、高校生の動画コンテストで、県内の高校に通う2人が最優秀賞を受賞しました。

「Welcome to 鞆の浦!広島県の瀬戸内海沿いに位置する歴史のある港町・・・」
この動画は、大阪・関西万博をきっかけに、日本を訪れる海外旅行客に各地の魅力を発信しようと、JALが主催した高校生動画コンテスト「高校生動画万博~世界に届け!私のマチの魅力~」で、最優秀賞を受賞した作品です。

制作したのは、AICJ高校3年の多根彩葉さんと、田辺理世さん。田辺さんがコンテストの実施を知って、授業で動画制作をしたことがあった仲よしの多根さんと、一緒に取り組みました。
Q工夫した点は?
「ここの走り出す部分、続いてる感を出して、そのまま走り続けてるよ、みたいな感じでつないだ」

広島市内の高校生がどうして鞆の浦を?

入賞者の集まる表彰式で、初めて、最優秀賞に選ばれたことを知ったそうです。

多根彩葉さん
「最初はびっくりして、まさか私たちの作品が選ばれるとは思ってなかったので、嬉しかったです」
田辺理世さん
「えっ・・・みたいな感じで時が止まりましたね、私だけ。鞆の浦が全国に紹介されるっていうのがすごい嬉しかった」

審査員長は、「英語のナレーション編集技術、音楽、全てが映像にマッチしていて、鞆の浦の景色の美しさがとても上手に伝えられている」と絶賛し、「私もぜひ訪れたい」と評価しました。

テーマを鞆の浦に決めたのは、田辺さんが福山に住んでいるからです。絵コンテも台本も作らずに、その場で2人で話しながらどう撮るかを決めていきましたた。 多根彩葉さん
「色んなところで素材を集めたら、良い感じの動画が作れるんじゃないかな?と思って」

作り方は「その場で話しながら」・・・だからこそ「日常に近い」映像

仙酔島に行ったのも偶然だったそうです。
多根彩葉さん
「”いろは丸”で行くんですけど、私の名前が”いろは”っていうのもあって、すごいなんかシンパシーみたいなのを感じたので」
田辺理世さん
「”いろは丸”じゃん!ってなって、乗ろ!みたいな」

普段は動画を作らないそうですが、撮影も、編集も2人だけでしたそうです。
田辺理世さん
「ただ楽しく撮ってったのが映像になっているので、私たちの日常に近いような気もします」

卒業後は海外の大学に進学したいという2人、今回の賞品で来年、受験が終わってからの沖縄旅行を計画中です。
多根彩葉さん
「私が元々沖縄から広島に来たので、2人で一緒に、私の好きな場所とかを一緒に行けたら、と思って沖縄にしました」

この動画は、5月から2か月間、JALの国内線機内ビデオで放映されることになっています。

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