広島県教委は授業に関係ないサイトを授業中に閲覧したなどとして60代の教諭を懲戒処分としました。教諭が使っていたパソコンは教室の大型モニターと接続されていて、下着姿の女性の画像などが生徒の目に触れ続けたということです。
懲戒処分(減給10分の1〈3ヶ月〉)を受けたのは、県東部の公立中学校に再任用されている60代の男性教諭です。
県教委によりますと、男性教諭は1月、3年生の理科の授業中に校務用のパソコンで下着姿や水着姿の女性の画像を検索・閲覧したとされています。
教諭が使っていたパソコンは教室の大型モニターと接続されていたため、およそ30分にわたって女性の映像が映し出されたということです。
当時教室では、教諭の指示でおよそ10人の生徒が学習の振り返りを行っていて、不快感を感じた生徒が別の教諭に相談したことで発覚したということです。
県教委はこの行為がセクハラにあたると判断し、調査したところ、別の日にも授業中に関係のないニュースサイトなどを閲覧をしていたことが分かったとしています。
県教委の調査に男性教諭は「前年度からやっていた。(モニターと接続されていたとは)気づかなかった。お詫び申し上げる」などと話しているということです。
県教委は「事案を重く受け止め、信頼の回復に努めたい」としています。
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