ネイルやヘアメイクなど美容業界の仕事を知ってもらおうと、広島市で中高生向けの体験イベントが開かれました。広島県は人口の「転出超過」が4年連続で全国最多を記録。美容業界でも若い世代の人材確保が課題となっています。

このイベントは県内の美容業者で作る組合が主催したものです。美容サロンや専門学校などが会場にブースを設置し、美容業界を目指す中高生たちにネイルやヘアメイクなどを体験してもらいました。

イベントに参加した高校生（パーマ体験）
「ちょっと難しい。将来はヘアスタイリストなどの道に進みたい」

教えたスタッフ
「うれしい。美容系を目指す子が増えてほしい」

広島県は人口の「転出超過」が4年連続で全国最多を記録。美容業界でも若い世代の人材確保が課題となっています。

広島県美容業生活衛生同業組合西支部　若井寛支部長
「若い人たちは活力があり、街を引っ張ってくれると思う。少しでも若い力を美容業界に生かしてもらいたい」

主催した組合は今後も継続的にイベントを開き、「中高生に美容業界の仕事に興味を持ってもらいたい」としています。