週末は、広島県内でも25℃を超える夏日となり、春本番から初夏の陽気が続いています。この暖かさでサクラの開花はどうなっているのでしょうか。
RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「午後1時すぎの広島市南区、時折雨脚が強くなっています。広島駅から徒歩5分のこの場所に、早咲きのサクラ見頃をむかえています」
きょうは上空の寒気の影響で大気の状態が不安定に。一時的に雷雨となったところもありましたが、日が差すと一気に春の陽気となりました。
RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「午後2時すぎ、雨がやんですっかり晴れてきました。サクラの標本木のある縮景園に移動してきましたが、こちらでは見頃の花と一緒に、訪れた人たちが写真撮影を楽しんでいます」
きょうの広島市中区の最高気温は19.4℃となり、各地で4月中旬から下旬並みの暖かさとなりました。この週末もよく晴れて、安芸太田町加計ではきのう25.7℃を観測し、ことし初めての夏日を記録。この暖かさで、花々の成長も進んだようです。
RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「標本木のソメイヨシノです。この時期になると毎日、気象台職員が開花状況を確認します」
午後3時、双眼鏡を持った広島地方気象台の職員3人が確認を始めました。花が5~6輪咲いたら、開花発表となるのですが、咲いた花は1輪もなく、きょうの発表はありませんでした。
広島地方気象台 薬師神浩三 予報官
「先週にくらべるとだいぶ気温が高くなったので、つぼみがピンク色っぽくなり成長している。また、あす、あさってと気温が高くなるので、近付いているのは確かだと思うんですが、まだもう少し時間がかかるかなと思います」
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