12日午後、広島市南区段原の比治山公園周辺でクレーン車が倒れる事故がありました。住宅2棟の一部が壊れるなどの影響が出ています。
記者
「現場では、クレーン車が逆立ちのような状態で倒れています」
警察と消防によりますと、12日午後2時半ごろ「クレーン車が倒れて電柱をなぎ倒している」と警備員から通報がありました。クレーン車は木をなぎ倒したり電線を巻き込んだりしながら倒れ、付近に停まっていた車に当たったということです。また、電線がクレーン車にひっぱられたことで電柱が倒れたり、木が倒れたりして、住宅2棟の一部が壊れたということです。
近隣住民
「最初すごい音がしたんですよ、大きな音が『ドスン』と。朝からクレーン車が崖の近くにいるのは私の家から見えた。また伐採しているのかなと思っていた」
当時、現場では木の伐採作業が行われていて、切った木をクレーンで運んでいたところ、木の重さでバランスを崩し、前に倒れたとみられています。クレーン車を操作していた男性作業員(29)や、付近にいた人などにケガはないということです。
木の伐採作業は、広島市が市森林組合に業務委託したもので、市は「今後このような事が起きないよう、安全管理を徹底させたい」とコメントしています。
警察は事故の状況を調べています。
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