広島・山口の両県知事が人口減少などをテーマに意見交換するため4日、廿日市市内で会議を開きました。
広島山口両県知事会議は今回で8回目で、少子化や人口減少について意見交換しました。
湯崎知事は「東京一極集中という構造的な問題があって、国策として一極集中是正と地方への分散に取り組むべき」と話しました。
湯崎英彦知事
「東京一極集中を是正するというのは、地方が頑張ればいいという問題じゃなくて、国全体の本当に国家的問題であって」「これは国に対して強く我々が言っていかなければいけないのではないか」
一方、山口県・村岡嗣政知事も「政府には、国の構造を変えていかないと日本の成長にブレーキがかかる、という危機感をもって取り組んでほしい」と語りました。
総務省が発表した2024年の人口移動報告では、広島県の転出超過は4年連続で全国最多。日本人に限った転出超過も全国で多い方から3番目でした。
湯崎英彦知事
「各県に非常に魅力的な企業はたくさんあるが、大学に行ってからでは目を向けるのが難しくなるので、もっと中学とか高校の段階からしっかりと、そういう企業について知ってもらうような取り組みであるとか、もちろん街の魅力とか、そういうものも変えていかなければいけない」
また、村岡知事も中国知事会などを通じて政府に危機感を伝えるなど、連携して取り組みたいと述べました。
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