「白壁の町並み」で知られる広島県府中市上下町を活性化しようと、地元の中学生が「お笑いLIVE」を企画し、準備を進めています。
生徒
「上下町の宝である『翁座』でお笑いイベントを開催して町を笑顔にしたいという目的の下、『よしもとお笑いライブin翁座』をクラウドファンディングの力を借りて開催したい」
教室で同級生にプレゼンをする生徒…。上下中学校3年生の22人がイベントの主催者です。生徒たちは上下町の魅力を市外の人に発信しようと、幅広い世代に訪れてもらう「お笑いLIVE」を発案しました。
実施は12月7日、国の登録有形文化財の「翁座」を舞台にメンバーさんやチャンス大城さんら5組が出演します。イベントの最後には、生徒たちが上下町の商店や観光スポットを紹介します。目標額の150万円はクラウドファンディングで集めることにして、11月6日から12月20日までで実施しています。
生徒
「もしもし、聞こえますでしょうか。クラウドファンディングのチラシとイベントのチラシを貼っていただくことは可能でしょうか」
生徒たちは持ち場に分かれイベントの準備に余念がありません。市外にある道の駅に電話をして、チラシ掲示の許可を取り付けたようです。
生徒
「いつもより緊張しました」
こちらは当日、配布する整理券を作っているところです。会場の定員は120人…。つまり120枚用意します。
生徒
「いつも見ている側だったら気付かないですけど、いろんなところで準備とか企画とかがあって、大変だなあって感じています」
クラウドファンディングの返礼品作りも進めています。返礼品は2種類。市内と市外者向けで異なります。全て、生徒たちの手作りです。開催まで1か月もありませんが、生徒たちの思いは…
林優太 さん(15)
「(みんなと)食い違うところもあったんですけども、一つ目標に向かって、全員が動いているので、団結力もありますし、分担してやっているのもあるので、みんなを信じて、一つの作品というか、ものを仕上げられるようにがんばっていきたいと思います」
お笑いLIVEのチケットは、上下中学校や府中天満屋で取り扱っています。
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