16日、広島市の小学校でカセットコンロが爆発し、児童を含む9人がけがをした事故で、当時、カセットコンロで炭に火を起こそうとしていた可能性があることが、関係者への取材で分かりました。
消防と警察によりますと、16日午後1時前、広島市佐伯区の五日市南小学校のグラウンドで、「カセットコンロが爆発した」と通報がありました。
この事故で、児童を含む9人がやけどなどのけがをして、7人が病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はありませんでした。
事故当時、小学校ではPTAが主催する祭りが開催されていて、百数十人の児童が集まっていたということです。
関係者によりますと、焼き鳥を販売していた屋台で、近くのカセットコンロで炭に火を起こそうとしていたところ、カセットボンベが爆発した可能性があるということです。
実際にカセットコンロで炭に火を起こした実験映像です。
炭から熱が伝わることでボンベが破裂。漏れ出たガスに引火して炎が上がる様子が確認できます。
また、消防によりますと、カセットコンロを2つ並べて大きな鉄板を熱する使い方も危険だといいます。
左側のコンロは安全装置が作動して火が消えますが、右側のコンロは火が付いたままです。
左側の火が消えてからおよそ10秒後…
鉄板の熱が伝わり、ボンベが破裂してしまいました。
消防は、「メーカーが推奨する使い方を守り、安全に使用してほしい」と注意を呼びかけています。
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