広島市安佐南区の不適切な盛り土について、県は「盛り土が崩れるのを防ぐため対策が必要」だと地元住民に調査結果を伝えました。
説明会には、住民などおそ60人が参加しました。広島市安佐南区上安町にある盛り土は、所有者が特定できず、一部には産業廃棄物の最終処分場が広がっています。
県は、調査の結果、大雨が降って地下水の水位が上がったとき大きな地震が起きると盛り土が崩れるおそれがあると報告。そのため、▽盛り土内部の地下水の排水対策や、▽盛り土の表面からの水の流入を防ぐ対策が必要であると説明しました。
そのため、広島市は今年度中に具体的な対策工事の方法などを策定するとしました。
上安産廃から安全安心を守る市民の会 坂本裕 事務局長
「なかなか前途は多難だが、きょうのように行政の方が住民の声に耳を傾けながら改善に向かって進んでいただきたい」
広島市は工事の着手については、検討中としています。
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