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広島の新玄関口「ミナモア」 来年3月の開場前に屋上広場を報道初公開

広島の新しい玄関口が来年3月の開業に向け準備が進んでいます。新しい広島駅ビルのある場所が報道公開され、取材に行ってきました。

田村友里 アナウンサー
「広島駅の新しい駅ビル、ミナモアです。来年3月の開業に向けて着々と準備が進んでいるんですが、屋上の広場が初めて公開になるということでさっそく潜入してきます」

商業施設ミナモアには約200店が出店し、7階には映画館も設置される予定ですが、今回、報道公開されたのは東側の高さ50メートルの9階部分にある屋上広場です。

田村友里 アナウンサー
「9階の屋上に移動してきました。ここがソラモア広場です。かなり広いです。テニスコート20面分あるんだそうです。私が今いる場所が芝生スペースになります。キッチンカーも来て、食事も楽しめるんだそうです。さらにこちら側は多目的コートになるということでフットサルも楽しめるんだそうです。そしてちょっと移動します。こちら、テラス席ですね。屋根もある下で食事も楽しめたりします。そして徐々に完成しつつあるんですが、ウッドデッキスペースです。ところどころ、土も見えると思うんですけど、植物も植えて、この中でたくさんの人が憩える場所になるんだそうです」

ここは「ソラモア広場」と名付けられました。最も空に近い位置を意味するそうです。

広場を緑で盛り上げようと、4月からガーデンコンテストも実施されます。企画した日本を代表する庭園デザイナー、石原和幸 さんには特別な思いがありました。

庭園デザイナー 石原和幸 さん
「私は長崎出身で被爆2世なんです。来年が被爆80周年ということだが、広島・長崎で花を通して平和のメッセージを広島から世界に伝えられればと思っています」

ソラモア広場から西側に移動する大階段では、階段を客席にしてコンサートなども開催できるということです。運営する中国SC開発は、公園のように自由に過ごしてもらいたいと話します。

中国SC開発 竹中靖 社長
「街の中に公園ができたというふうになれば、そんな場所をつくりたい。さらにその公園をどう使っていただくか、単に公園ができたではなくて、そこからコミュニティができていく、われわれもイベント、マルシェも含めやっていけたらと思っている」

― 9階のソラモア広場は4つのスペースに分かれ、▽芝生スペース、▽緑と憩いのスペース、▽多目的コート、▽テラススペースと、人が集える公園となります。

そして、ミナモアの中心部分にある共用空間についても情報公開されました。路面電車が乗り入れる吹き抜けのアトリウム空間はミナモアの象徴的な空間。

周りにはカフェテラスも設けられ、ミナモアの目ざす「全館カフェ」を体現しています。開業は来年3月24日です。

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