広島県の湯崎知事は福山市の枝広直幹市長と会談し、2025年3月に開通する鞆未来トンネルについて市南部の周遊観光につながると期待を寄せました。
会談は福山市鞆町の寺院福禅寺対潮楼で行われました。
鞆港埋め立て・架橋計画に替わって整備を進めるトンネルについて、枝広市長は「開通が市南部の観光周遊ルートが作れる」と歓迎しました。湯崎知事も、オーバーツーリズムを懸念しつつも、期待感を示しました。
湯崎知事
「鞆の浦は福山市において(観光の)重要な部分を担う珠玉の場所。新たなトンネルの機能を活用しながら歴史を感じて楽しんでいただける」
また、湯崎知事は漁獲量の増加には海底環境の改善が必要と訴え、2024年度から海底耕うんの補助金を創設し、余るカキ殻対策として海底散布に使えることを紹介しました。市は、この補助金を使い10月中旬に2箇所で海底耕うんを実施するほか、うち1箇所に160㌧のカキ殻を散布するとしています。
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