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「おいしい!が溢れている」G7広島サミット契機に“食”の魅力を世界へ 飲食店や弁当などのコラボ

広島の「食」の魅力をさらに発信しようする取り組みです。「おいしい!」というイメージを高めるプロジェクトの決起会が2日、開かれました。

末川徹記者
「広島県庁のイベント会場です。テーブルの上には、三原のタコやアユなどが並べられていて、県内の食材をPRする場が設けられています」

その名も『「おいしい!広島」プロジェクト』です。決起会には、生産者や観光事業者をはじめ、約120人が集まりました。

広島県 湯崎英彦知事
「広島と言えば『おいしい!』ブランドイメージにしたい。交流人口の拡大や活性化につなげたい」

プロジェクト発足のきっかけは、2023年5月に開かれたG7広島サミットです。各国首脳が訪れたことで、地元の「食の魅力」も世界に発信されました。広島県は、食材の販路や消費をさらに広げたい狙いです。

東広島市からは、酒どころならではの「美酒鍋」や、広島大学と共同開発したブランド地鶏などが紹介されました。若者が多いまちとしてこんな期待もありました。

東広島市 ブランド推進課 笹原綾乃さん
「こんなに美味しい食が溢れているまちで、たくさん人が集まってくる場所であれば。新しいことにチャレンジする学生が増えれば」

このほか、「広島駅弁当」はホテルの料理人とコラボして、和と洋の2種類の駅弁を開発します。お披露目は、広島駅ビル開業の時期とほぼ重なるということです。

広島駅弁当 鉄道部 奥山喜文部長
「2024年春開業するタイミングで、新しい弁当が登場する。広島のおいしさ、地域の食の魅力を駅弁を通じて発信したい」

プロジェクトでは、「おいしい食」を各地のイベントなどを通じて盛り上げたいとしています。

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